木曽漆器工業協同組合
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木曽漆器の歴史
平沢の街
新緑の木曽
仕事風景
安藤広重の画
 
木曽漆器の本場となっている旧楢川村(塩尻市)は木曽谷を貫く中山道(現・国道19号線)の北の入口に位置し、海抜およそ900メートルの高地にあります。このため夏は涼しく冬は厳しく寒いという独特な気候は漆を塗る作業環境に良く、自然豊かな大森林は良材を育み、交通の面でも主要道路が通っているという風土と要路の二つの好環境に恵まれて400有余年という時間を費やして私たち先人が試行錯誤を経て輝かしい成果を残しそれを継承して今日に至っております。
イメージ
伝統が誇る手づくりの証。
国の「伝統工芸品」指定マーク
経済産業大臣指定伝統的工芸品
経済産業大臣指定伝統的工芸品木曽漆器には、伝統マークを使った伝統証紙が貼られています。

[伝統的工芸品]とは私たちが日常使用する生活用具のなかで100年以上受け継がれてきた技法によって作られる天然素材の手作り工芸品のこと。国では昭和49年、通称「伝産法」を制定。一定レベル以上のものについては認定マークの添付を許可、品質保証をしている。平成11年度の調査では木曽漆器をはじめ全国で190品目がこの指定を受けている。

木曽漆器が全国に名を馳せたのは、明治初期に地元から発見された「錆土(さびつち)」にあります。この錆土は鉄分を多く含み堅牢な漆器を作ることができたからです。それを常に良材があったことと職人の技も成熟期を向かえて丈夫で使い勝手のよい製品が作られたからです。現在は、先人達が開発した木曽春慶と木曽堆朱、塗分呂色塗の三技法が経済産業省伝統工芸品に指定され多くの職人に受け継がれています。さらにこれらの技法に留まらず様々な技法への兆戦がなされています。若い職人達を中心に様々な分野と現代生活様式に適合した新しい木曽漆器も生産されています。
 
木曽の山
厳冬の木曽
土蔵
錆土

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